きゃらの寝言
〜ある戦いの記憶〜
ぜい、ぜい・・・・・どのくらい威嚇していたかにゃ・・・。
おっさんは諦めてわたちをお部屋に閉じ込めてどこかに行ってしまったのにゃ。
『勝った・・・!!』思わず握り肉球をにぎったわたち。
ほんの少しの休息の後、
おっさんはおいしそ〜にゃ匂いのご飯を持って再びわたちに戦いを挑んで来たのにゃ。
【ごはんでわたちを懐柔しよう作戦】に切り替えたらしいにゃ。
『じじい、甘いにゃっ!』 その手には乗らにゃい、賢いわたち。
ふふふ・・・きっと毒入りなのにゃ・・・。 食うもんか〜!! なのにゃっ!!
夜は更けて、この壮絶なおっさんとの戦いは3日間にも及んだのにゃ。
つらく、長い戦いだったけど、わたちは最後まで頑張りぬいたにゃ・・・。
そして4日目の朝 戦いに傷つき疲れたわたちの耳に届いたのは・・・。
懐かしいあの声・・・あれは・・・まさか・・・?
『援軍!?』 ・・・・ちが〜う!!!
『ママっ!!!!』
わたちを裏切ったママが心を入れ替えて、救出に来てくれたのにゃんっ!!
こうして3日間の死闘は幕を閉じ、後にはやせたわたちと
ママの『めっ!』と(何で怒るのにゃ??頑張ったのににゃあ・・・)
爽快な達成感が残ったのだにゃん。
ママは反省したのか、その後2度とわたちを裏切ったりしなかったけど、
あの時の事は絶対に忘れてやらにゃい!!
ママが虹の橋にお迎えに来たら、いっぱい『めっ!!』してやるのにゃ。
いひひ♪ 楽しみだにゃ〜♪
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*1 単なるキャリーバッグですな。 *2 里親候補様です。 マジで3日間飲まず、食わず、出さず・・・。 里親候補さんからお電話を頂いた時には泣けてきましたわ〜。 しかもっ! 仮病で足をビッコ引きやがって〜〜!! こんなわがまま娘、他所になんて出せるもんか(泣) |