● 現在の大学っ子(15.2.20) ●


12年目です!

預かりっ子(おうちっ子)12匹
大学で確認できる2匹(白たび♂・白キジ♂)
合わせて14匹前後の猫さんを今お世話する状況です。

12年経ってやっと一ケタが見えてきました。
(始まった当初から600匹を越える数となる中で。)

とはいえ、おうちっ子ほとんどが、
定期治療の必要な子たち
(おムツっ子・口内炎・尿絞り・猫風邪)です。
もちろん保護した際の医療
ウィルスチェック・ノミ駆除・駆虫・健康チェック・不妊手術)は
当然行う上でです。


保護した猫さんの医療ケアは、意外と長くかかります。
保護前、健康そうに見えても
保護後、気がゆるむのか、一年くらいは
毛の調子とか、ノミダニチェックとか、お腹の虫とか
なにがしか、起こります。
(悪くしたら口内炎も避けられません)


初年度ほど保護→スペースの確保という
せっぱ詰まり感はないのですが、
個体数は減っても、その心配・ケアは
当時と違った形で常にあります。





同時に
学生さん主体の活動教育も必要であること
非常に感じております。




放っておけば、結局、
2003年当時の60匹前後の猫が巣くい
中途半端なご飯やりの結果、
毎年80匹近くの子猫が生まれ、
ほとんどが死に、それを乗り越えた数匹が
繁殖を繰り返す
毛も抜け、病も併発しているのに
増え続ける、増え続けるから虐待が絶えない
という悪循環が繰り返されるのです。
(どんなに保護しても、
結局、新猫が現れるこの数年の経験で
この予想は、絶対であること確信しております。

周辺地域の方々の半外飼い・猫破棄・
関係者の不定期なご飯やりなどの
行為は依然として存在しています。
嗜好の変化にはまだま年数を要します。)




この活動を始めた当初はまだ若かった私たちも
もう50歳に近い年齢になっております。
このまま続けられる訳もなく
この活動がなくなってしまえば、
元に戻るであろうこの大学の猫事情。



それらをかんがみると、
やはりこの活動は、学生主体でなければいけない。
故に、この活動は、私たち(ねこ子・Saori)だけの
ものであってはいけないのです。



いつまでも、私たちが保護する前提であってはいけない。
「自分たちで大学を守る」くらいの当事者意識を
関係者、少なくとも学生さんが
持たなければいけない時期に
来ていると、この数年、痛烈に感じております。
(決して、自分が楽したいからではなく、
手を離しても楽になどなれるわけもないし
とはいえこのままでは
あの当時58匹家に抱えた苦労・苦悩が
元の木阿弥になってしまうという恐怖が強いのです。)


学生さんが、ご飯場を守り、
新猫が現れたら、慣らし、家スペースを作り
保護し、里親募集をする。


そんな猫サークルに
今あるサークルが育たねばならない。


そう思い、日夜、その徹底に
心悩ませ、実行しています。


今年こそは、ある程度の進展があれば・・・と
願ってやみません。
(すでに三重大や名大といった
この大学に近い状況の大学でも、
学生さんが主体的に、それをやっております。それも大規模に。
それを知ってなお、動かないこの大学の学生さんには
無関心が如何ほどよくないことか、
伝えなければいけないとも思っております。)


私の考えが学生さんにうまく伝わるよう
本当の意味で、学生主体の猫サーがこの大学に
できあがるよう、それが「大学猫SOS」最終目標、
そう思っています。




★学生さんが動かない
のは私たちが動いてしまったからなのかな?
じゃあ、やらなきゃ、今日、学生さんが猫活動したのかな?
などと、時々悔やんでおります、残念ながら。


★この活動当初、
「教員採用試験合格目当てのいい子ぶり活動だろう」
ネット上この大学の学生さんに書かれたことがあります。
丁寧に、まず教採受ける状況ではないこと、
虐待のこと、お伝えし誤解を解いたのですが
今もこういう発想をする子たちにちょっと疑念を感じます。
人が心血注いでやっていることを、よく知ろうともせず、
(知る努力もせず)
自分の小さな物差しで、それを貶めるような発想をする
顔も見えない相手に口撃してしまう軽率さ、
そういう人が教員になる?それは大丈夫なのだろうか?と。

今も、疑念は消えていません。
そんなだから、学生さんに私の
真意が伝わらないのかも?と
考えたりもしております。
総じて、思うように人を動かすのは難しい、
ということなんです(笑)


でも、これがあっての大学猫活動は
総仕上げ完了となるのだから
そして、生き物ケアがちゃんとできる人間こそが、
いい社会を作るのだから、
なんとしてもやり抜かねば、と思ってます。


ねこ子より








2012からのの状況





お問い合わせ先ねこ子

最終更新15.2.20