あーやという猫がいた。
『いた』と過去形で話す事が今でもつらい。
どの子も勿論大切だけど、私にとって彼女は特別だった。
だから彼女をなくした時は抜け殻のようになってしまった。

その頃お邪魔していた猫サイトの掲示板に、
そのつらさやくやしさを感情にまかせて書き込んだ。
それを読んだ方のひとりが『虹の橋』を教えてくれた。
読み終えた後
涙が溢れて止まらなかったけれど、
自暴自棄な気持ちは消えていた。

あなたが、もしも大切な家族をなくして
なにもかもが色あせて見えるような
つらい、悲しい気持ちを持て余しているのなら、
ぜひこのページを読んでください。
悲しみに終わりはないけれど、ほんの少しだけ楽になれるから。
次に出会える日の事を信じられるから。

原文:作者不詳

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日本語

訳:ノラのママ

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